九大跡地に関する資料
九州大学のサイトに跡地に関する資料が公開されています。
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/campus/plan/hakozaki/
ファン倶楽部の配布物
資料
「社団法人まちカンパニー箱崎」が保存価値を行政、民間事業者等にうったえるために作成された資料を公開しています。
旧グラミンクリエイティブハウスの歴史的価値と活用イメージ(社団法人まちカンパニー箱崎 作成)
三畏閣の歴史的価値と活用イメージ(社団法人まちカンパニー箱崎 作成)
九州大学箱崎キャンパス跡地を巡る経緯の概要
跡地について協議する場として、九州大学、福岡市、地元である4校区(箱崎、筥松、東箱崎、松島)協議会を主とする集まりが組織され、平成24年3月~平成25年2月までは検討委員会として、平成25年7月~平成27年1月までは跡地利用協議会として各5回ずつの会合が持たれ、それぞれに報告書がまとめられ、跡地まちづくりの基本的な考え方になっています。
1991.10 九州大学評議会が統合移転を決定
1994.03 総長、市長、福岡市土地開発公社にて、「九州大学統合移転用地取得に関する覚書」締結
1995.03 医学部付属病院の現地再開発の意向により、全学移転は消滅
1995.11 数理学研究科教員67人中42人が署名の「移転見直し要望書」
1999.05 福岡市(山崎広太郎市長)が、九大移転関連を含む大型10事業見直しで、市民意見公募
1999.09 九大職組アンケート中間報告70%が批判的
2002.10 東箱崎校区が「九大移転と跡地利用」の取り組みを本格開始
2003.10 九州芸術工科大学を統合
2004.01 新キャンパス起工式
2004.05 国立大学法人化
2004.09 5年間の遅れを正式発表
2006.夏 工学系の移転が完了
2008.02 東箱崎校区が「九州大学移転と土地利用に関する提案」を発表
2008.02 経産省による「近代化産業遺産群 続33」公表。工学部本館、航空工学教室など指定
2008.06 九大跡地利用4校区協議会が発足
2010.03 九大跡地利用4校区協議会が、提案を発表
2012.03-2013.02 九州大学箱崎キャンパス跡地利用将来ビジョン検討委員会の開催
2013.02 「九州大学箱崎キャンパス跡地利用将来ビジョン」が策定され、高島福岡市長と有川総長へ提出
2013.07-2015.01 九州大学箱崎キャンパス跡地利用協議会
2014夏 工学部2号館の解体が開始
2014.09 UR都市機構と跡地処分の検討に関する協力協定を締結
2014.10 民間提案募集の開始 ※募集要項の資料として「更地化スケジュール(案)」が示される
2014.12 対話事業者(14社)の決定
対話事業者/イオンモール株式会社・福岡地所株式会社共同企業体 貝塚病院グループ グリーングループホールディング(株式会社 日田天領水・森ビル株式会社) 高邦会グループ 次世代モビリティ研究会 清水建設株式会社 住友商事株式会社 住友不動産株式会社 大和ハウス工業株式会社 西日本鉄道株式会社 原土井病院グループ ハローディ箱崎 三井住友信託銀行株式会社 株式会社モール・エスシー開発
2015.01-03 対話会
「近代建築物利活用に関するアンケート調査」が配布。土地建物を取得し利活用する、から、賃借等で利活用する、まで、3つのパターンで22の建物に関しての調査が行われる。第2回対話会に合わせて「更地化スケジュール(案)」の1年前倒しの改訂版が提示される。
2015.03 九州大学箱崎キャンパス跡地利用協議会
対話事業者のうちの8社が協議会にてプレゼンテーションが行われる(選出の基準は不明)
2015.05-07 GCH(グラミンハウス)、道路工学教室周辺が更地化される
※事前の4月19日にGCHお別れイベント「Thank you! グラミンハウス」が開催
2015.07 九州大学箱崎キャンパス跡地利用協議会が再開
2016.01-04 海洋船舶工学エリア周辺が更地化される
2016.03 九州大学箱崎キャンパス跡地利用協議会
建物の解体方針が示される。箱崎中学校の跡地内移転、貝塚駅エリアの再開発に伴う公園の配置方針が示される。まちづくりマネジメントの考え方が示される。